Give it a go

2016年10月17日

北海道106市町村カントリーサインマグネットの旅

カントリーサインマグネットを集めるときに考えていた企画
「北海道106市町村カントリーサインマグネットの旅」
ということで、1回だけ北海道ブログの復活です〜!!!

※北海道は180市町村ですが、カントリーサインマグネット正規版106枚なので、今回はこれで行きます!

P9194268.JPG
北海道で集めた106枚のカントリーサインマグネットを使って、
あの水曜どうでしょうClassicでやっていた「212市町村カントリーサインの旅」を
机上でやってしまおうというバカな企画です(笑)

※106枚のカントリーサインマグネット集めの旅の様子はこちらのブログをご参考下さい!
http://muishizen2.seesaa.net/article/438558793.html
北海道カントリーサインマグネット集めの旅(道南編)


http://muishizen2.seesaa.net/article/436417257.html
北海道カントリーサインマグネット集めの旅(道央編)


http://muishizen2.seesaa.net/article/436594524.html
北海道カントリーサインマグネット集めの旅(十勝・日高編)


http://muishizen2.seesaa.net/article/437568862.html
北海道カントリーサインマグネット集めの旅(知床・網走編)


http://muishizen2.seesaa.net/article/436503075.html
北海道カントリーサインマグネット集めの旅(道北編)


http://muishizen2.seesaa.net/article/438665851.html
北海道カントリーサインマグネット集めの旅(番外編)


<手順>
・当方が居住していた旭川市を起点に無作為にマグネットを引く
・マグネットを引いた役場を目的地として、
 昭文社:スーパーマップル・デジタルのルート探索機能にて最短距離を測定
(※水曜どうでしょうでは、行政の境界にあるカントリーサインを見つければOKだったので、
ルールが若干違う)
・目的地に着いたらマグネットを引いて、次の目的地を決定する。それを105回繰り返す
・通過行政に未到達のものがあっても、それはカウントできない ← ★これが有名なルールである!
 したがって、できるだけ近隣の町を引くのが早く進めるコツ

1. 旭川市
PA174758.JPG
旭川は人口30万人で、東北以北では札幌、仙台に次ぐ人口の多さです。
冬の寒さが厳しそうに思われますが、風が弱いので結構住みやすかったですね。
    ↓ (214km)
2. 小清水町
P9194269.JPG
記念すべき第1回目選択希望選手は「小清水町」!旭川から214km!
小清水町はお土産でも有名な「ほがじゃ」の工場や原生花園が有名ですね〜
    ↓ (262km)
3. 雨竜町
P9194270.JPG
次は雨竜町です〜、あら〜いきなり旭川方面へ逆戻り(笑)
雨竜沼湿原や暑寒別岳があります。行ってみたかったな〜

こんな感じで残りを繰り返します...

    ↓ (177km)
4. 壮瞥町  
    ↓ (194km)
5. 深川市  
    ↓ (163km)
6. 赤井川村 
    ↓ (202km)
7. 東川町  
    ↓ (386km)
8. 函館市  
    ↓ (429km)
9. 士幌町  
    ↓ (340km)
10. 黒松内町 
    ↓ (362km)
11. 西興部村 
    ↓ (286km)
12. 厚岸町  
    ↓ (144km)
13. 北見市  
    ↓ (99km)
14. 本別町  
    ↓ (226km)
15. 浦臼町  
    ↓ (332km)
16. 知内町  
    ↓ (545km)
17. 佐呂間町 
    ↓ (236km)
18. 猿払村  
    ↓ (51km) ファインプレー!枚数が少ない道北方面の最北の2つを連続で引いたのは大きい
19. 稚内市  
    ↓ (310km)
20. 網走市  
    ↓ (421km)
21. 神恵内村 
    ↓ (186km)
22. 上ノ国町 
    ↓ (78km)
23. 森町  
    ↓ (491km)
24. 中頓別町 
    ↓ (585km)
25. 福島町  
    ↓ (539km)
    500q級3連発はキツイ...
26. 白糠町  
    ↓ (116km)
27. 鹿追町  
    ↓ (310km)
28. 寿都町  
    ↓ (428km)
29. 釧路市  
    ↓ (248km)
30. 夕張市  
    ↓ (214km)
31. 美深町  
    ↓ (148km)
32. 遠軽町  
    ↓ (292km)
33. むかわ町 
    ↓ (138km)
34. 芦別市  
    ↓ (28km) ファインプレー!!今回引いた最短距離
35. 滝川市
    ↓ (195km)
36. 中札内村 
    ↓ (300km)
37. 蘭越町  
    ↓ (321km)
38. 大樹町  
    ↓ (272km)
39. 室蘭市  
    ↓ (65km)
40. 苫小牧市 
    ↓ (306km)
41. 紋別市  
    ↓ (154km)
42. 清里町  
    ↓ (193km)
43. 音更町  
    ↓ (158km)
44. 恵庭市  
    ↓ (281km)
45. 雄武町  
    ↓ (419km)
46. 島牧村  
    ↓ (355km)
47. 遠別町  
    ↓ (127km)
48. 北竜町  
    ↓ (223km)
49. 更別村  
    ↓ (220km)
50. 秩父別町 
    ↓ (106km)
51. 初山別村 
    ↓ (299km)
52. 洞爺湖町 
    ↓ (318km)
53. 足寄町  
    ↓ (293km)
54. 留寿都村 
    ↓ (362km)
55. 津別町  
    ↓ (282km)
56. 千歳市  
    ↓ (353km)
57. 斜里町
    ↓ (641km) ファインプレー!? 今回の最長距離
  ※北海道内の行政間の最長距離は根室市〜福島町の707kmかな
58. 松前町
    ↓ (466km)
59. 羽幌町  
    ↓ (159km)
60. 滝上町  
    ↓ (294km)
61. 新冠町  
    ↓ (103km)
62. 長沼町  
    ↓ (240km)
63. 音威子府村 
    ↓ (281km)
64. 幕別町   
    ↓ (281km)
65. 伊達市   
    ↓ (455km)
66. 別海町   
    ↓ (434km)
67. 余市町   
    ↓ (190km)
68. 美瑛町   
    ↓ (67km)
69. 幌加内町  
    ↓ (210km)
70. 日高町  
    ↓ (77km)
71. 占冠村  
    ↓ (150km)
72. 剣淵町  
    ↓ (112km)
73. 中川町  
    ↓ (511km)
74. 木古内町
    ↓ (461km)
75. 名寄市  
    ↓ (301km)
76. 豊浦町  
    ↓ (342km)
77. 陸別町  
    ↓ (317km)
78. 喜茂別町
    ↓ (163km)
79. 鹿部町  
    ↓ (396km)
80. 苫前町  
    ↓ (390km)
81. 厚沢部町
    ↓ (75km)
82. せたな町
    ↓ (64km)
83. 乙部町
    ↓ (305km)
84. 歌志内市
    ↓ (172km)
85. 新ひだか町
    ↓ (144km)
86. 南富良野町
    ↓ (218km)
87. 真狩村
    ↓ (344km)
88. 湧別町
    ↓ (183km)
89. 浦幌町
    ↓ (325km)
90. ニセコ町
    ↓ (161km)
91. 奈井江町
    ↓ (30km)
92. 三笠市
    ↓ (213km)
93. 天塩町
    ↓ (165km)
94. 興部町
    ↓ (235km)
95. 新篠津村
    ↓ (121km)
96. 岩内町
    ↓ (40km)
97. 京極村
    ↓ (387km)
98. 弟子屈町
    ↓ (114km)
99. 根室市
    ↓ (623km)
100. 江差町
    ↓ (524km) 超ファインプレー!!
  北海道の同名地名の中で、今回登場する江差と枝幸が偶然にも並んで。
  106枚の中から特定の2枚が隣り合う確率は、手元の計算で1.9%!!
※同名地名はほかに標津と士別、紋別と門別があります。
101. 枝幸町
    ↓ (210km)
102. 美幌町
    ↓ (164km)
103. 当麻町
    ↓ (176km)
104. 大空町
    ↓ (272km)
105. 小平町
    ↓ (375km)
106. 羅臼町
P9194374.JPG
最後、フィナーレを飾ったのは「羅臼町」でした
学生時代の一時期を過ごした知床にあり、感慨深いですね〜

countrysign02.png
スーパーマップル・デジタルで引いたルートと行政をプロットしてみると、こんな感じです。
総距離:27,463km
所要日数:約55日(1日500km走ったとして)
1行政あたりの平均距離:261.6km
<内訳>
0〜100km  11回 (10.5%) 東京〜長泉沼津(新東名) 101.5q
101〜200km 29回 (27.6%) 東京〜島田金谷(新東名) 188.4km
201〜300km 26回 (24.8%) 東京〜豊田東(伊勢湾道) 291.3km
301〜400km 23回 (21.9%) 東京〜甲南(新名神)  397.1km
401〜500km  9回  (8.6%) 東京〜西宮北(中国道) 499.7km
501〜600km  5回  (4.8%) 東京〜備前(山陽道) 599.5km
601km〜    2回  (1.9%) 東京〜福山東(山陽道) 692.4km
内訳をみると、うんざりしそうな400km超えが16回(15.3%)と100km以下より多くなってしまいました(^_^;)
参考に東京ICから西へ向かったときの距離を記しました。
北海道内で最も遠い根室市と福島町の707kmは、東京から広島県の福山とは!!
やはり北海道は広いですね〜

現在、北海道にある180市町村で換算すると、
総距離:47,079km
所要日数:約94日

水曜どうでしょう時代の212市町村で換算すると、
総距離:55,449km
所要日数:約111日
これをあの方たちは、数日でやろうとしていた(笑)

カントリーサインマグネットの正規版は、道の駅が存在する行政のみなので、現在106市町村です。
残りの74市町村がいつの日か手に入ったら、またやってみますね。
posted by nogoma at 22:11| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | カントリーサイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月05日

ブログ引っ越しのお知らせとブログランキング

こんにちは!
十勝岳のブログでお知らせしたとおり、2016年7月より静岡県川根本町に移住しました。
川根本町は林業やお茶、SL、トーマスのほか、原生自然環境保全地域という、大雪山・知床・屋久島・小笠原とこの南アルプスの光岳周辺で指定されている人の手が入っていない大変貴重な自然がある町です。こういったところの情報発信も行いたいと考えています。
つきましては、ブログを以下に引っ越しましたので、お知らせいたします。
http://kawanehon-chiikiok.seesaa.net/

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作成した北海道のブログ41件について、どのブログが人気だったか少し気になったので、アクセス解析データからPV数ベスト10を集計してみました!
(※集計期間:2015年7月1日〜2016年6月30日)

■第10位 北海道で見つけた動物たち
公開:2015年10月08日 PV数:253
このシリーズは、モモンガ、クロテン、オコジョ、クマゲラ、ナキウサギなどなど、お伝えしたい動物がたくさんいて、途中で終わってしまい非常に残念でした…
http://muishizen2.seesaa.net/article/427460890.html

■第9位 2016/1/24 旭岳バックカントリー
公開:2016年01月25日 PV数:258
BCネタは、十勝岳や穴場の山などもっとたくさん行きたかったのですが、なかなか機会がなかったのが残念です。BCは何度も足を運んで、その土地にもっと詳しくならないと危険なので、1シーズンだけでは時間が足りませんね。
http://muishizen2.seesaa.net/article/432961403.html

■第8位 2015/7/16 大雪山(赤岳-白雲岳-緑岳)
公開:2015年07月25日 PV数:292
昨年行った山では、天気・景色・高山植物どれをとってもすばらしい内容でした。赤岳から緑岳へのルートは感動モノです。
http://muishizen2.seesaa.net/article/422954096.html

■第7位 旭川ラーメン
公開:2015年08月08日 PV数:294
旭川ラーメンは結局30店舗ほど行きました。ちぢれ麺にラードを浮かせたスープが旭川ラーメンの基本ですが、各店ともに独自の工夫がされていて、どこもおいしかったです。
ちなみにワタシのオススメは、吉法師「みそラーメン」、ひまわり「モルメン辛いの」、味特「しょうゆラーメン」、よし乃「みそラーメン」です。
http://muishizen2.seesaa.net/article/423826773.html

■第6位 登山装備(バックカントリースキー・雪山登山編)
公開:2016年01月14日 PV数:300
BC、雪山登山は道具がようやく集まりだしたところで、使いこなせてない道具もありますので、引き続き勉強したいと思います。
http://muishizen2.seesaa.net/article/432530406.html

■第5位 2015/6/26 夕張岳の花
公開:2015年07月05日 PV数:316
第8位に入った大雪山よりも上位だったことが意外でした。ユウパリソウなどの夕張岳固有種が多く、一番良い時期に行けたことがよかったと思います。
http://muishizen2.seesaa.net/article/421803136.html

■第4位 北海道カントリーサインマグネット集めの旅(知床・網走編)
公開:2016年05月06日 PV数:319
カントリーサインネタで最上位がこちら。公開から2ヶ月たらずで4位まで来ました。また6月6日に公開した番外編が1ヶ月もしないうちに11位、道南編が12位に入っているので、このネタはまだまだ伸びそうですね!
http://muishizen2.seesaa.net/article/437568862.html

■第3位 旭川のB級グルメ
公開:2015年09月19日 PV数:338
グルメネタはやはり人気がありますね。旭川はラーメンのほか、カレー、プリン、ホルモン、ジンギスカン、ゲソ丼などおいしいものがたくさんありますよ〜
http://muishizen2.seesaa.net/article/426343301.html

■第2位 旭川の冬の天気と気温
公開:2016年01月22日 PV数:361
こちらが第1位だと思っていました。最初、気温とパウダースノーのことを書こうと思っていたのですが、ちょうどこれを作成しているときに北海道に寒波がやってきて、「そうだこれもネタになる!」と思って天気図を入れることができたのがよかったです。
http://muishizen2.seesaa.net/article/432876553.html

■第1位 登山装備(テント泊縦走編)
公開:2015年09月30日 PV数:543
PV数ダントツですね。テント泊縦走編よりも日帰り編の方が人気があると思っていたので、正直驚きました。どなたか拡散してくれたのでしょうか??
http://muishizen2.seesaa.net/article/426961213.html

★★★テント泊縦走編のブログが上位に来た理由がわかりました。「登山装備 テント泊」でgoogleの画像検索をすると、ワタシのアップした画像がそこそこ上位(80枚目くらい)にいたことと推測できました。日帰り編の画像は探しても見つからなくて197PVであったので、こういうところにいると強いですね〜

ほかにも個人的によかったブログがありますが、やはりブログはタイトルが非常に重要です。
どんなに内容がよくても、タイトルが曖昧だったりすると、検索されにくいので、わかりやすいタイトルが良いですね。
北海道のブログについては、近々ブログ本を作成してみようと思います!!
posted by nogoma at 08:37| 北海道 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月03日

2016/6/19〜20 十勝岳

1泊2日で十勝岳へ行ってきました。北海道の山々では、ようやく山開きの頃ですので、当日も200人程度の人が登っていました。
十勝岳は活火山であるため、高山植物はあまり見れませんが、噴火の跡を眺めながら歩く登山道は異次元のような感じです!

■山行の記録 往復13.5q
20160619-20tokachidake.gif
当初の予定では、十勝岳から美瑛岳、できればオプタテシケまで縦走しようと考えていましたが、2日目の天気が悪かったため、カミホロのテント場までの往復コースに変更となりました。

20160620_081050.jpg
望岳台からスタートすると、火山の噴石の中に咲いている花たちを見つけることができます。
イワブクロ:ゴマノハグサ科、北海道、東北、千島、カムチャツカ、樺太、シベリアに分布。

P6192388.JPG
エゾイソツツジ:ツツジ科、北海道固有種。望岳台から避難小屋下部までの付近一帯、広範囲に咲いていました。

20160620_075804.jpg
エゾノマルバシモツケ:バラ科、北海道固有種。ぱっと見た感じでは、エゾイソツツジと似ていますが、葉っぱの形が全く違うのですぐに区別できます。マルバシモツケは秋になると紅葉がとてもキレイです。

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なだらかな斜面を1時間ほど登っていくと十勝岳の避難小屋が見えてきます。テント泊の装備を持っての登山は2年ぶりだったので、ここらあたりで早くもバテました(^^;) ここから先が急な登り。

P6192393.JPG
メアカンキンバイ:バラ科、北海道固有種。北海道内の亜高山帯であればかなりの場所で見ることができます。十勝岳では、避難小屋上部の火山礫だらけの他の植物が育たないようなところでも広範囲に咲いていて、適応能力がすごいのですね。
また、咲く期間も6月〜9月頃まで同じ場所で長期間咲いていてとても不思議な花です。

P6192394.JPG
下に見えるのが避難小屋、左奥が白銀荘、右奥がスタートした望岳台

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噴石や火山灰だらけの荒涼とした光景が広がってきます。もう植物は育ちません。

20160620_062855.jpg
ここは地球か??と思うほどでした

P6192404.JPG

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十勝岳山頂がキレイに見えるところまでやってきました。付近の雪渓ではまだスキーをやっているトレースがありました。

P6192413.JPG
十勝岳山頂直下までやってきました。あと少し

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4時間30分ほどで山頂へ到着。

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山頂からは360度の大パノラマです! こちらは富良野岳方面

P6192421.JPG
こちらは前十勝の現在噴煙をあげているところ。62−U火口
十勝岳連峰は200万年前の日本列島ができ始めたころが最初の火山活動で、そこから富良野岳、美瑛岳、オプタテシケ山ができ、十勝岳は数千年前から活動が開始された新しい火山で、記録によると江戸時代末期から50年に一度のペースで噴火を繰り返しています。最近では1988〜89年の噴火で周囲140kmに降灰しています。
美瑛の青い池は、この十勝岳の火山泥流災害対策により建設された堰堤に水が溜まったもので、平成になってからできたものでした。

P6192425.JPG
カミホロカメットク山方面に下っていくところからの十勝岳

P6192426.JPG
稜線上の右側(美瑛側)は断崖絶壁、左側はなだらかで左右で全く違う光景を見ることができます。

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カミホロカメットク山の下部の安政火口。江戸時代末期(1857年)に噴火した跡で、現在は沈静化しています。

P6192433.JPG
カミホロの避難小屋へ到着。水場はまだ雪渓に覆われていて、この水を頼っていたのですが、汲むことができないため、持参した2.5リットルの水(登りで半分ほど消費済)で何とかやりくりしました。

P6192438.JPG
テント場は他にお客さんはなく、完全貸し切り状態です。
聞こえる音はノゴマの鳴き声だけという、とてもゼイタクなテント泊でした〜(*^^)v

P6192436.JPG
コメバツガザクラ:ツツジ科、北海道、本州中部以北、千島、カムチャツカに分布。雪解け後、一番最初に咲く花の一つです。

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キバナシャクナゲ:ツツジ科、北海道、本州中部以北、千島、カムチャツカ、樺太、シベリア、中国東北部に分布。シャクナゲ属の中では最も高山に咲きます。

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夜中12時ころから風が強くなり出し、2時30分ころ起床して外を見ると、まっすぐ歩くのが難しいほどの強風と視界がほとんど無くなっていたので、早々に撤収してきました。
天気が良ければ、美瑛岳・オプタテシケまで縦走しようと思っていましたが、残念、またいつか!

<お知らせ>
今年も高山植物の季節がやってきました。また北海道の高山植物・登山ブログをお知らせしたいところですが、大変残念ながら仕事の都合により北海道からまた引っ越すことになりました。
今度は静岡県の川根本町という町になります。次回からは川根本町および静岡県をメインにブログを書いていきます。
川根本町は林業やお茶、SLのほか、原生自然環境保全地域という、大雪山・知床・屋久島・小笠原とこの南アルプスの光岳周辺で指定されている人の手が入っていない大変貴重な自然がある町です。こういったところの情報発信も行いたいと考えていますので、引き続き見ていただければ幸いです!!
posted by nogoma at 02:08| 北海道 ☔| Comment(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月06日

北海道カントリーサインマグネット集めの旅(番外編)

カントリーサインマグネットの旅ブログ、最終回は番外編です。
今回、北海道内の道の駅を巡り、カントリーサインマグネットを集めてまいりました。
countrysign.gif
訪ねた道の駅と走行した道路を地図上に記しました。概要をまとめると、以下のようになります。
■所要日数:24日(2015年11月27日〜2016年5月27日)
■概算走行距離:7090km
■訪ねた道の駅:113
■ゲットしたカントリーサインマグネット:116=106(現)+10(旧)

P6052379.JPG
こちらは、合併した行政にある道の駅では、合併前の行政のカントリーサインマグネットを販売しているので、見つけたものはこちらも買ってみました。
枝幸町は合併はしてないが、カントリーサインのデザインが変わり、旧デザインのものも販売していました。ところで虻田町だけミドリなのはなぜだろう...

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道の駅では、カントリーサインマグネットのほかにも、このようなグッツを販売しています。
・道の駅キップ
・道の駅の看板マグネット2種
・青看板マグネット(これを見つけたのは室蘭だけだったかな?)
※虻田町は"あぶた"と読みますが、道の駅は"あぷた"となっています。これは虻田のアイヌ語の語源アプタベツからとったためだそうです。

P6052381.JPG
こちらは道の駅ではないけれど、宗谷岬の売店に売っているマグネット。
稚内市のカントリーサインを宗谷岬バージョンにしたものです。

■オススメ道の駅
道内116ある道の駅はどこも地元の特徴を生かした内容になっていますが、そんな中で特によかった道の駅をご紹介します。
・忠類(幕別町)・・・ナウマンゾウ記念館、日帰り湯
・スワン44ねむろ(根室市)・・・春国岱・風連湖の野鳥、動植物の観察
・うとろ・シリエスク(斜里町)・・・知床に関する情報満載、充実した売店
・まるせっぷ(遠軽町)・・・ウッドクラフトと自動ピアノ演奏は見てるだけでも楽しい
・ロマン街道しょさんべつ(初山別村)・・・
 日本海に沈む夕陽、白線流しロケ地の天文台、日帰り湯とキャンプ場
写真をもっと撮影してご紹介できればヨカッタなぁ...

2015年11月の道東の旅 http://muishizen2.seesaa.net/article/430614081.html から始まったカントリーサインマグネット集めの旅。
道の駅だけを巡って、はい次へ!というような旅ではなく、1つのエリアに最低3泊程度して、誰も行かないような穴場もゆっくり探したりというのが本音でありますが、そんな余裕もないので、過去に行って良かったスポットや食事だけは地元の人気店を中心にご案内しました。
ご紹介しきれなかった良いところがたくさんあり心残りでありますが、このブログで北海道に行ったことがない方は今度ぜひ行こう、行ったことがある方はまた行こうと思っていただけれ幸いです。


最後にいつも参考にしているツーリングマップルをご紹介します。
P6052382.JPG
昭文社から発行している地図です。ライダー向けの地図ですが、クルマでのドライブにも大活躍です。
ワタシは学生時代に自転車で北海道を走っていたのですが、そのころからずっと愛用しています。

P6052386.JPG
何が良いかと言えば、
・地図上にあらゆる情報が満載されていて、とても見やすい
・コメントの内容にハズレがほとんどない
・主要都市や主要観光地は拡大図が用意されている
・温泉、キャンプ場、安宿、飲食店のほか、超マニアックなスポットの情報もたくさん
・サイズがコンパクト
といった感じで、この1冊だけでも十分に旅を楽しむことができますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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2016年06月03日

北海道カントリーサインマグネット集めの旅(道南編)

カントリーサインマグネットの旅、第5回目は道南編です。
この方面は、積丹半島、ニセコ以外はあまり行く機会がなく、森町〜函館市間の海岸線は初めての走行になりました。魚介類をはじめ、いろいろ美味しいものを食べてきましたので、付近の観光スポットとともにご紹介します。

■2016年5月9日〜10日、5月26日〜27日 走行距離:1200km カントリーサイン:15ゲット
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(室蘭市)みたら室蘭
(豊浦町)とようら
(森町)YOU・遊・もり、つど〜る・プラザ・さわら
(鹿部町)しかべ間歇泉公園
(函館市)縄文ロマン南かやべ、なとわ・えさん
(木古内町)みそぎの郷きこない
(知内町)しりうち
(福島町)横綱の里ふくしま

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(松前町)北前船松前
(上ノ国町)上ノ国もんじゅ
(江差町)江差
(厚沢部町)あっさぶ
(乙部町)ルート229元和台
(せたな町)てっくいランド大成
(神恵内村)オスコイかもえない

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室蘭駅の駅弁で有名な母恋めしです。ホッキ貝の殻に入ったホッキ貝の炊き込みご飯と燻製卵やチーズ、漬物が入っています。器もかわいい感じですね。手作りのため1日15〜40食程度の限定品です。道の駅室蘭でも5つほど販売しています。

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ちょっと寄り道をした八雲町の噴火湾パノラマパーク。白樺並木の先に噴火湾が見えます。天気が良ければサイコーですね。

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森町の道の駅では、オオヤマサクラはが散り始めのころで、風が強く桜吹雪がとてもキレイでした。

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森町と言えばこちら。駅弁のいかめしです。駅前の阿部商店で売っています。ネットで森町のいかめしを検索すると阿部商店と柴田商店が出てきます。最初見たときは、どっちが本物?と思いましたが、実は柴田商店で製造して、阿部商店で販売しているとのことでした。

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いかめし買ってみました。スマホ大サイズの箱に2つのいかめしが入っています。このイカ、当初は道南産のスルメイカでしたが、現在はニュージーランド産で、いろいろ試行錯誤された結果だそうです。

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南茅部(函館市)の道の駅は、縄文時代の遺跡の近くで博物館が併設されています。さまざまな石器のほか、国宝の土偶が展示されています。縄文時代の歴史や地形・気象の解説もあり、なかなか興味深いです。

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函館は、魚介類と塩ラーメンが有名ですが、他にもおいしいものがたくさんあります。
ワタシの一押しはこちらのやきとり弁当。函館に来たら必ず食べてます。函館市内にあるハセガワストアというローカルコンビニで売っていて、たれ、塩、塩だれ、うま辛たれの4種×大中小のサイズを選んで注文します。
やきとりと言っても豚肉で、北海道のやきとりは豚肉が多いようです。室蘭も有名ですね。4つある味がどれもとてもおいしく、焼いている最中にワインを吹きかけているなどの隠れた工夫がなされています。

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函館のソウルフードのもう一つが、ラッキーピエロです。新函館北斗駅近くのお店に行きました。
メニューがたくさんあって、ものすごい悩みましたが、初めて来たのでとりあえず、一番人気のチャイニーズチキンバーガー。
ラッキーピエロは食材は道内産にこだわっていて、ご当地ハンバーガー全国一に輝いたお店です。このお店、道外はもとより札幌へも展開する気はないそうです。地域密着型でとても良いですね。

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松前城へやってきました。北海道で唯一の天守閣を持つ城です。築城1606年

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松前城の北側は広大な公園で、サクラの名所になっています。250種1万本と言われるサクラはゴールデンウィーク頃であれば素晴らしいサクラを見ることができるでしょう。写真は松前藩の屋敷近くの庭園です。

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またラッキーピエロの江差店へ(笑)
ハンバーガーのほかにもオムライスやカレー、カツ丼、焼きそばなどのB級グルメ祭りのお店(笑)ということでハンバーグ付きオムライス。大盛りでなくても巨大です。お腹いっぱいになりました。

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この日のカントリーサインマグネット集めのノルマが完了したので、どこか面白いところがないかなと調べていると、ツーリングマップルに「本殿は山頂直下の洞窟にあり40分以上の過酷な絶壁登山となる」太田神社のコメント発見。
ネットでは、北海道No1のパワースポット...こりゃ行ってみるべしと。
道路沿いからいきなり、40度はあろうかという140段の絶壁階段(^_^;)

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そこらへんの登山道より確実にキツイ山道を登っていくと鳥居が見えてきます。しかしここはまだ半分の地点。

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さらに登っていくとハシゴがでてきます。ハシゴに落ちているのは上からの落石。ワタシが登っているときも落ちてきましたので、上を注意しながら歩いていきます。

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そして最後に10mほどの鎖場。

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40分でようやく本殿到着。創建は1441〜43年で北海道最古の霊場と言われています。

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振り返ると奥尻島を望む絶景です。標高705m

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ここへ行きたい方、登山靴、虫よけスプレー、飲み物は最低限必要です。道中、補助ロープが張っているため、道迷いはありませんが、それなり体力は必要です。あと最後の部分の落石とヒグマ出没にも要注意です。

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松前-江差-岩内-積丹-小樽へ続く日本海沿岸は、海山接近、断崖絶壁、奇岩巨岩を望む道路が続きます。交通量が少ないのでドライブに最適です。

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こちら神威岬。積丹ブルーと呼ばれる海のキレイさは何度来ても格別です。

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積丹に来たら良く行くのが「みさきの湯」です。写真は休憩所からですが、高台にあって露天風呂から積丹ブルーが一望できます。過去行った日帰り湯の中でも1、2を争います。

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積丹の一番人気のお店「みさき」へ海鮮丼を食べに行きました。ウニ・イクラ・イカの3色丼(*^_^*)
前回、行ったとき午前9時で数十人並んでいて諦めましたが、5月であれば週末でも待ち時間なく余裕で入店できました。

これにてカントリーサインマグネット集めの旅が終わりです。次回、最後にこの旅の番外編と総括をしようと思います。

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2016年05月06日

北海道カントリーサインマグネット集めの旅(知床・網走編)

カントリーサインマグネットの旅、第4回目は知床-網走編です。
今回は知床をメインにお伝えします。知床はワタシが学生時代に休学してしばらく過ごしていたところで、5年ぶりの再訪です。あのころは楽しかったなーと懐かしく思いながら巡っておりました。

■2016年5月1日〜4日 走行距離:900km カントリーサイン:9ゲット
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(遠軽町)しらたき、まるせっぷ
(北見市)おんねゆ温泉
(大空町)メルヘンの丘めまんべつ
(網走市)流氷街道網走
(小清水町)はなやか小清水
(斜里町)ウトロ
(羅臼町)知床・らうす
(佐呂間市)サロマ湖
(西興部村)にしおこっぺ花夢

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斜里の天まで続く道路。20数km先までの直線道路。実際は完全な直線ではないですが、最近有名になったみたいで、観光バスまで来てました。

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名もなき展望台もあります。北海道で有名な直線道路がいくつかありますが、遠くまで見渡せるという点ではここが一番ですね。

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ウトロのシンボルともいえるオロンコ岩からの眺め。このオロンコ岩、高さ60mで10分程度で登れますが実は上まで登ったの初めてでした。

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知床自然センターから乙女の涙まで30分ほど歩いたところ。羅臼岳をはじめとする知床連山がきれいです。

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こちら乙女の涙、見にくいですが滝です。もう少し水量が増える時期になるときれいな虹が見えることがあります。
ウトロ側(知床半島のオホーツク海側)はこのように断崖絶壁の海岸がひたすら続きます。これは、長い年月をかけて流氷が削ってできたためこのような地形になっていて、地下水がそのまま海に落ちる滝を多く見ることができます。遊覧船に乗るとよくわかります。

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このエリアはエゾシカが放し飼い状態になっています。エゾシカは一時期は絶滅の危機にもありましたが、最近は増えすぎてしまい、樹木の皮や芽(皮は一周食べてしまうと枯れてしまう)を食べたり、畑を荒らしたりと実はちょっと厄介者になっています。
だからと言ってエサをあげないようにしましょう。

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岩尾別温泉の無料の露天風呂。羅臼岳下山後に入るのはもちろん、冬は道路が閉鎖されますが、昔はクロカンスキーでわざわざ入りに行ったところです。

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知床横断道路はGWごろに毎年開通する道路。知床峠は標高738m。この標高でこれだけ雪が残っていること、植生はハイマツが生えていることから、北海道内でも最も厳しい自然環境のエリアの1つであることがわかります。
知床峠からは羅臼岳の迫力が違います。国後島もよく見えます。学生時代には1日2回とか飽きもせずにチャリで登ったなぁ(笑)

ここから知床で食べたお店を紹介します!
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釧路-網走間の釧網本線のいくつかの駅では、駅舎内に飲食店があります。その中で止別駅の「ラーメンきっさ えきばしゃ」さんへ行ってきました。

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こちらのお店で人気のツーラーメン。具が白髪ねぎとチャーシューの2つ(ツー)だけのシンプルな塩ラーメンがおいしいです。

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ウトロ漁協婦人食堂部で食べた、いくら、鮭フレーク、鮭ズケの三色丼。

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知床に来たらほぼ確実に行くボンズホームの栗ジャガイモのグラタン。別の食べ物かと思うくらい本当に甘くておいしいです。越冬野菜系は今ではいろんなところでやっていますが、初めて知床に来た20数年前に既にあったので、ここではかなり昔からやっています。

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こちらジャガイモのプリンもおいしいですよ〜

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羅臼のまるみ食堂の特大ホッケ定食。ご飯も味噌汁も大盛りでお腹いっぱいです。
ここのホッケは生開き後に冷凍保存をしていて、そのまま冷凍して解凍後に開くよりもおいしくいただけるそうです。ホッケ自体も漁獲量が減少していて、こんなに大きなホッケ、近年なかなかいただけないそうです。

知床は他にも羅臼岳登山、知床五湖など見どころはたくさんありますが、また今度!

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網走の先にある能取岬の道路も良い感じですね。

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能取岬の草地では、以下3種の春の花を見ることができました。こちらキバナノアマナ。名前どおり食べると甘くておいしいです。

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キジムシロ。ミツバツチグリと非常によく似ているが、茎や葉に毛が生えているところで区別できます。

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エゾエンゴサク
この3種は北海道の平地の草地・林縁などで比較的良く見ることができます。


★道東の観光について思うところ
今年、新幹線ができて、どのような状況かまだわかりませんが、ここ数年、道東方面の観光客数は減少の一途をたどっています。
知床の2014年度の観光客数は112万人であり過去30年で2番目に少なく、世界遺産登録された2005年度の248万人と比べて半数以下の観光客数となってしまいました。
世界遺産に登録され、観光客が一瞬だけ増加したことにより、ウトロには立派な道の駅ができたり、知床五湖の遊歩道整備、さまざまなネイチャーツアーが増加しましたが、今となってはGWや夏休みのほんのわずかな期間だけしか観光客が来ないことになってしまったのではないでしょうか。
ワタシのような(といっても20年程度ですが)昔の光景を知っている者からすると、世界遺産に登録されたことによりいろんな制約が増えたり、一瞬だけ増加した観光客への箱モノ対応など、「なんだか世界遺産に登録されなかった方が良かったのでは??」と思ってしまいました。これにより昔は何度も行っていた常連の人々も離れてしまったような気がしています。

昔は北海道への交通はとにかく時間がかかった。舞鶴小樽のフェリーは30時間の航行、18きっぷだと東京から札幌まで最速で26時間、快速ムーンライト、ミッドナイト2本乗り継いで、30時間以上かけて行ったこともあった。知床までは札幌からさらに早くて6〜7時間。それだけ時間をかけて行くと、「わざわざ遠くまで来たぞ!」という満足感があったものです。
北海道旅行の価値が下がったとは思わないが、飛行機が安価になり旅行の選択肢が増えたことは1つの要因と思います。実際、北海道へ行くより台湾や韓国へ旅行した方が安く行けたりしますね。

ワタシの場合、目的地への行き帰りの過程(寄り道や回り道も)も旅の楽しみと考えていて、長時間移動は大歓迎だが、交通インフラの高速化が図られると遠くまでわざわざ行った感動が薄れてくるのではないかと思います。そういった感動が薄れてくると、「いつでも行けそうになったから、また今度でもいいや」という感じになるのかな。
ワタシは信州方面も良く行ったが、こちらも新幹線や高速道路ができたことにより、宿泊しなければならなかったところが日帰りで行けるようになり、宿泊施設の入れ込み数は減少しているのではないでしょうか。

これから、どうすべきか。
交通インフラの高速化・格安化は諸刃の剣だと思う。しかし、いまさら、昔のインフラに戻すことはできないのは明らかなので、どうしようもない。
北海道全体の観光客数はインバウンド対応の効果もあって増加傾向にあるそうだが、これは札幌周辺だけで、道東や道北ではその恩恵を受けていないようなので、インバウンド対応を進めていくことは不可欠として、
ツアー旅行よりも個人旅行の方が費用が高くなる、また繁忙期は個人の予約すらできない、できても非常に高いといった構造を何とかならないかなーと個人的に思うところです。
道東に限らず、道北も同じことが言え、最も北海道らしい景色が見れるこの2方面にはお客さん増えてほしいと思っています。

カントリーサインマグネットの旅、残り道南方面の17枚となりました。GW明けに行ってきます。

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2016年04月13日

北海道カントリーサインマグネット集めの旅(十勝・日高編)

カントリーサインマグネットの旅、第3回目は十勝-日高編です。
こちらは十勝の大平原がオススメのドライブルートです。廃線跡や阿寒のタンチョウや日高のサラブレッドなどの動物も見てきました。

■2016年4月4日 走行距離:560km カントリーサイン:10ゲット
初日から560kmの長距離走行
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(日高町)樹海ロード日高
(鹿追町)しかおい、うりまく
(士幌町)ピア21しほろ
(本別町)ステラ☆ほんべつ
(足寄町)銀河ホール21あしょろ
(陸別町)オーロラタウン93りくべつ
(津別町)あいおい
(釧路市)阿寒丹頂の里
(白糠町)しらぬか恋問
(浦幌町)うらほろ

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道の駅しかおいで買ったナキウサギのクッキー、チョウザメもいまして、なかなかオススメの道の駅です。

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こちらは2006年廃止のふるさと銀河線の旧上利別駅、木造の駅舎が良い感じですね。

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こちらもふるさと銀河線の陸別駅。陸別駅はほぼそのまま駅舎がキレイに保存されていました。
ふるさと銀河線(旧国鉄池北線)は明治時代に開業し、石北本線が開業する前は、網走本線の名前で北見・網走方面のメインルートだったそうです。
足寄、陸別と極寒の地だが、思ったよりも人口が多いことからも昔から人々の生活が営まれている場所なのですね。

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旧国鉄相生線の北見相生駅。こちらもキレイに保存されていました。
相生線は美幌から釧路までの計画路線でしたが、1925年に北見相生まで開業し、1985年廃止されました。

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釧路市の阿寒丹頂の里の道の駅では、阿寒国際ツルセンターでは、タンチョウを見ることができます。この日はちょうど運よく、タンチョウの傍まで入れてもらうことができました。1〜2月には200羽ものタンチョウがエサを食べにやってきます。

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道の駅しらぬか恋問からの夕陽

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帯広の飲み屋街の一角にある昭和の雰囲気そのままのお店「聚楽」のぶためんです。
あんかけのスープは意外とあっさりしていて、コショウをお好みで入れていただきます。コショウを入れると味が変わり、また美味しくいただけます。このお店は来年で開業50年ということですが、開業当時から使っているレジスターが一番の驚きでした。レジスターだけでも見る価値ありです(笑)

■2016年4月5日 走行距離:460km カントリーサイン:9ゲット
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(音更町)おとふけ
(中札内村)なかさつない
(更別村)さらべつ
(幕別町)忠類
(大樹町)コスモール大樹
(新ひだか町)みついし
(新冠町)サラブレッドロード新冠
(むかわ町)むかわ四季の館
(苫小牧市)ウトナイ湖

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道の駅おとふけで車中泊。車中泊すると自然と早起きできるので、士幌の大平原へ朝のドライブへ。

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どこまでも続く大平原、天気が良くて絶景を堪能できました。

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十勝牧場の朝霧に煙る白樺並木。

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帯広はお菓子の街。こちらはクランベリーのタルトポテトです。ホントはスイートポテトが食べたかったですが、1人で食べるには困難な巨大サイズしかないため、こちらを選択。でもこれも美味しかったですよ〜

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更別村付近の白樺林がとてもキレイでした。

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広尾-浦河間の天馬街道。険しい日高山脈を抜ける唯一の道路も良いドライブルートです

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新冠のサラブレッド銀座で仔馬さんに癒されてきました!(^^)!

■2016年4月6日 走行距離:260km カントリーサイン:4ゲット
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(夕張市)夕張メロード
(三笠市)三笠
(歌志内市)うたしないチロルの湯
(芦別市)スタープラザ芦別

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この日はウトナイ湖の道の駅で車中泊。この日も早起き。

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苫小牧の超有名店「マルトマ食堂」のホッキカレー。
苫小牧はいつもフェリー乗下船時に通過するが、いつも夜で行けなかったです。やっと初めて行くことができました〜
ホッキ貝のメニューがたくさんあり、どれもとてもおいしそうですね。

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美唄のこちらも有名店「しらかば茶屋」のとりめし&塩ラーメン、素朴かつ上品な味のとりめしとラーメンです。こちらも美味しかったです。

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旧国鉄上砂川駅。こちらの駅は1984年の倉本聰脚本のテレビドラマ「昨日、悲別で」で使用されていた駅舎です。このドラマはワタシは記憶にないですが、当時の雰囲気がそのまま残っている感じがしました。

次回は、知床横断道路が開通したら、網走・知床方面へ行ってきます!

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2016年04月11日

北海道カントリーサインマグネット集めの旅(道北編)

カントリーサインマグネットの旅、第2回目は道北編です。
こちらは日本離れした広大な原野を走るルートが超オススメのドライブコースです。学生時代に初めてこのエリアに来たときは自転車で感動しながら走っておりました。それではどうぞ!

■2016年3月27日 走行距離:275km カントリーサイン:6ゲット
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(小平町)おびら鰊番屋
(苫前町)風Wとままえ
(羽幌町)ほっとはぼろ
(初山別村)ロマン街道しょさんべつ
(遠別町)富士見
(中川町)なかがわ

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おびら鰊番屋の道の駅では、国の重要文化財にも指定されている「旧花田家番屋」があります。明治37年に建築されたもので最盛期には500人もの漁師が生活していたそうです。

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羽幌町の「北のにしん屋さん」の羽幌丼。これだけの魚介を盛って、さらに味噌汁と小鉢までついて1200円とは! 鮮度も良くて、すばらしいコスパです!!今まで食べた海鮮丼では確実に一番でしょう。

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幌延町にある1列に並ぶ28基の風車。オトンルイ風力発電所

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道北に行った際、だいたい必ず宿泊しているとほ宿「あしたの城」です

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宿からこんな朝陽を見ることができます〜(*^^*)

■2016年3月28日 走行距離:220km カントリーサイン:2ゲット
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今回のハイライトでもある道北の海岸線を一周してきました。道の駅は2か所のみ

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(稚内市)わっかない
(猿払村)さるふつ公園

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道道106号:天塩町から稚内市まで約60kmの間、ほぼこの景色が続きます。個人的には日本で一番の道路ですね。ここに来るたびに無駄に2往復はしています(笑)

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海側には利尻岳が望めます。利尻岳までは20kmほどですが、なかなか見ることができなくて、このエリア10回ほど来ていますが見れたの3回目でした。

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稚内の道の駅は稚内駅構内にあり、最北端の線路も見れます。

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稚内駅の北には、北防波堤ドームと呼ばれる防波堤があります。ここは昭和20年まで樺太との定期船の桟橋であったところ。

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宗谷岬は7回目の再訪。右奥に樺太(サハリン)が見えてます。約50km先ですが、これだけキレイに見えたの初めてでした〜

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宗谷岬まで来たら、ぜひ宗谷丘陵へ行ってみてください。宗谷岬の南側3qほど入ったところです。周氷河地形の丘陵地帯に57基もの風車があり、ここは本当に日本なのか?と思わせる場所です。風が強い場所であるため、ダケカンバなどの樹木は谷になっているところのみで、丘陵地はササなどしか生えないのです。
周氷河地形とは、100万年前からの氷河期と間氷期に地面の凍結と融解を繰り返すことにより地面が盛り上がってできた地形で、大雪山の標高1500m以上の場所でも見られますが、ここは標高わずか100mの場所です。いかに厳しい自然環境であることを物語っていますね。

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猿払村の村道エサヌカ線。この道路、今回初めて通ったのですが、道道106号にひけを取らない爽快道路でした〜

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この日は、利尻島の脇に沈む夕陽も見れました。これも今回初めて見ることができました。こんなに天気が良い日はなかなかないところなので運が良かったですね(*^^)v

■2016年3月29日 走行距離:350km カントリーサイン:5ゲット
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3日目は粛々とカントリーサインを集めて戻りました。

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(天塩町)てしお
(中頓別町)ピンネシリ
(枝幸町)マリーンアイランド岡島
(雄武町)おうむ
(剣淵町)絵本の里けんぶち

道北方面の冬は、一度、吹雪くとホワイトアウトとなってクルマの運転どころか外に出ることすら困難になります。北海道内でも特に自然環境が厳しく、この中でも生活している人がたくさんいて、生きるだけでも本当にすごいことだなと実感できます。
次回のカントリーサインマグネット集めの旅は十勝〜日高方面をお知らせします。

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